未来を学ぶ SFに触れる

過去を知るために歴史を学ぶ されば未来を知るためにSFに触れよう

脳内に侵食する”虚構の世界”

常に問われ続けている、現実と虚構の二つの世界 私たちは現実に居続けなくてはいけないのか 私たちは虚構の世界に居続けることができるのかAmazon Primeで配信されている、巨匠フィリップ・K・ディックの短編集を基にしたドラマ「フィリップ・K・ディックの…

ユートピアの臨界点~ハーモニー~

見せかけの優しさや倫理が横溢する”ユートピア”― ―『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点 私の好きな小説です。 この小説の裏表紙のあらすじに書いてある「ユートピアの臨界点」という言葉がすごく好きです。ディストピアSF熱に浮かされ、ジョージ・…

新しい自我の歴史が始まる~NieR:Automata~

これは呪いか。それとも罰か。 ポスト・アポカリプス 遠未来SF…ここ最近は、廃墟を探索したい!という欲に駆られており、人喰いの大鷲トリコとNieR:Automataとで、プレイするゲームを悩んでいました。結果としては表題にあるように後者を選択します。 ちな…

ありえたかもしれない分岐点を探す~オール・ユー・ニード・イズ・キル(映画)~

戦う、死ぬ、目覚める―。何回死んでも、彼女を守って、世界を救え! ブログ開設の1記事目は、トム・クルーズ主演の映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」です。 実は記事を書いている当日、たまたま「Amazon Prime」で観ていて(個人的に)タイムリーだ…